早期リタイア後、南仏でミニ商社を設立! ワイン片手にネット国際同窓会を楽しむ!

イタリアでの山登りを仲間と楽しみ、ニース海岸を愛用のヨットでクルージングする野添さん

早期リタイア後、南仏でミニ商社を設立!

南仏で個人貿易商社を営む野添一郎さんは、ワイン片手に、日本の高校時代の旧友たちとの、インターネットを通じた国際同窓会を楽しむ。
ネット時代に世界を股にかけ、大活躍する薩摩隼人を追った。

日欧中小企業の海外進出の橋渡し役になりたい!

ニース海岸風景南仏のミニ商社・INATRADE(イナトレード)の野添一郎社長は、現在57歳。広い意味での団塊世代だ。フランス人妻とともに、南仏、ニース市近郊にあるサンポール・ドゥ・ヴァンスに住み、リタイア後は独立し、セカンドライフを楽しんでいる。 

およそ37年前、70年安保闘争に明け暮れる日本の大学が好きになれず、渡仏してパリ大学へ入学した野添氏は、7年間かけて大学を卒業後、日商岩井の現地採用社員となった。その後本社社員となり26年間、総合商社マンとしてヨーロッパ、アフリカを中心に活躍。

53歳の時に、南仏ニース市で、日欧双方の中小企業の駐在事務所代行をコア業務とするミニ商社「INATRADE」を設立した。

サラリーマン時代の最後のポストは、日商岩井のフランス法人のパリ店長とアフリカのアルジェリア及び象牙海岸の駐在事務所所長の兼任で、事務所経費削減に挑み大いに活躍。

現役時代の特殊なキャリアと長年培った人脈で、現在もヨーロッパ、アフリカ地域のエキスパートとして、業界では一目を置かれている存在だ。 日欧相互の中小企業の海外進出の橋渡し役として、今後の活躍が期待されている。

2006年の春に、野添氏は本格的なビジネス用のWebサイト「INATRADE」(http://www.inatrade.com/)を立ち上げ、ブログを通じて、南仏ニースでの氏の活躍ぶりを世界中にアピールするようになった。  

会社用のWebサイトを活用するおかげで、面談先のクライアントに、最初から自社の説明をするまでもなく、商談はWebサイトの話題から始まると言う。

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