いわきり しんいちろう。
新渡戸文化短期大学教授、(財)日本レクリエーション協会公認指導者資格余暇生活相談員。
1950年生まれ。国学院大学大学院文学研究科(修士)修了。
同郷鹿児島出身の橋口五葉に着目し研究を始め、版画という新しい時代の芸術に光を当て、2009年夏にまとめ上げ刊行した『明治版画史』が評価され、2009年度芸術選奨新人賞を受賞。
--新渡戸文化短期大学創立者・森本厚吉は大正末に活発化した文化普及運動の中で「余暇」の重要性を挙げています。これが日本で最初の「余暇(レジャー)論」で、既に来るべき時代を予測していたのでありました。
即ち、人生における「余暇生活」の必要性を説いたパイオニアでした。
現在、新渡戸文化短期大学で、現代に必要な「余暇生活」の在り方などを教えています。--(筆者より)。